2012-05-01から1ヶ月間の記事一覧

台湾映画パート8:李安 (2)

中国本土、中国圏、北米在住の中国人達にとっては、『Lust, Caution』(2007年)の方が、遥かに意味深く、多分、5年近く経った今でも、ショッキングな中国語(マンダリン語)映画だったのではないか、と思います。実際映画自体より、セックスシーンの方が話…

台湾映画パート7:李安

『グリーンデスティニー』(日本題名。2000年)は、あまり映画に詳しくなくても、日本の人々に、名前くらいは知っていると云わせるヒット作品になった。英語の題名は『Crouching Tiger & Hidden Dragon』(2000年)。監督は李安。英語ではAng Leeと記され…

台湾映画パート6:蔡明亮

台湾の監督を紹介して来たが、蔡明亮(ツァイ・ミンリィァン)は、マレーシアに生まれ育ち、台湾の大学に入学する20歳まで過ごしている。彼は台湾の永住権を持っているが、帰化した“台湾人”ではない。例えば、ハリウッドで活躍の李安監督を、ハリウッドの…