2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

台湾映画パート2:台湾新電影

80年代初頭“Taiwan New Cinema(台湾新電影)”の動きは、台湾映画史の一番大きな出来事であったはずです。国民党政府の管理下での映画界です。いくらギンギンのプロパガンダとは違う“健康写実”映画、と云いましても、いつも説教的なハッピーエンドの映画ば…

台語片:台湾映画パート1

親日家が多い、台湾。私達日本人も「台湾人に親しみを感じる」、と云う人が多いのに、台湾映画を観る機会があまりにも少ない、と思われませんか? でも、台湾の映画は、今とても面白くなって来ています。例えば、『Cape-no7』(『海角7号』2008年)や、『Mong…

『K-20 怪人二十面相・伝』(2008年)

楽しい映画を観たい。楽しくても、バイオレンスは嫌だ。アニメでもいいけど、アクションがあって、家族で観られるファミリー映画がいい。久しぶりに家族で応接間に集まって家族団欒しながら観たい。『K−20怪人二十面相・伝』は、2008年の作品である。怪人二…

『ゆれる』(『Sway』2006)

きっと『蛇イチゴ』(2002年)が観たくなります。西川美和監督の第一作。『ゆれる』は、第2作目です。主演のオダギリジョーが、『ゆれる』の脚本を「完璧だ」、と賞賛していますが、1作目も2作目も脚本も監督自身が書き下ろしています。2作目と言っても、…